数学で苦戦している人は、「教科書」の基本題にしぼり、そこだけは完璧を目指しましょう。問題を限定すれば、気が楽になり、取り組みやすくなります。基本例題だけにチャレンジして、その代わり、解けなかった時は、解説をじっくり読んでください。
解説が分からない時は、アルゴの先生に、必ず聞いてくださいね。
そうやって数学の理解を深めていき、「教科書の、基本例題は全部解ける」という状態をつくりましょう。
それが終わったら、問題集を使います。「学校配布のワーク」を開いて、(基本題だけでよいので)まず試験範囲を眺め、軽く解いてみて、「解けた問題」「解けなかった問題」を区別しておきましょう。そして、解けなかった問題は、解説をじっくり読んでください。
そうすることで、「なぜ解けなかったのか?」「どこで間違えたのか」が見えてきます。(見えれば、弱点を乗り越えられますね!)
解説に納得したら、後日もう1度、その問題に取り組んでみましょう。
数学が苦手な中学生は、このように、解説をじっくり読むという習慣がないことが多いのです。マルかバツか、という発想だけでは「考え方」に目が向きません。成績が上がらない原因は、そこです。
ただ、こうして原因が分かれば、成績アップの道が見えてきますね!
実際、数学とは「考える力」を伸ばすための科目ですから、「考え方」にこだわれば、最速で上がります。
