倍数の判定法は、高校の数学Aで学習しますが、早めに知っておくと、分数の約分などで役に立ちますので、主なものを下にまとめておきます。
2の倍数……1の位の数が、0,2,4,6,8のどれか。
3の倍数……各位の数の和が3で割り切れる。
4の倍数……下2桁が4で割り切れる。
5の倍数……1の位の数が、0,5のどちらか。
6の倍数……2の倍数であり、3の倍数でもある。
9の倍数……各位の数の和が9で割り切れる。
たとえば、6480という数は
1の位の数が0ですので、2の倍数であり、5の倍数でもあります。
各位の数の和は
6+4+8+0=18
ですので、3でも9でも割り切れます。ということは、3の倍数であり、9の倍数でもある。実際に6480を9で割ってみますと
6480÷9=720
となります。
また、2の倍数であり、3の倍数でもあるので、6の倍数です。
下2桁の80は4で割り切れますので、4の倍数であることもわかります。実際に6480を4で割ってみますと
6480÷4=1620
となります。
2の倍数や5の倍数の判定は簡単ですので、一目でできます。
一方、3の倍数や9の倍数の判定は、これを知っていないと難しいと思います。
是非、活用してみてください。