毎年、中2生にはこの時期に同じことを言います。
『今回の数学は、点数が取れるよ』と!
『ただし、面倒だけど、見直しをすればね』
この言葉を聞いて、「じゃあ、頑張る」という声もあれば「面倒か・・・」という言葉も。
求めた答えを元の式に代入して成り立つかどうかの確認作業、当たり前のことですがこれをすることで、間違えているかのどうかの確認が出来るのですから、満点も夢ではありません。実際、それで満点を取った人もいますし!
ただ、むやみに代入をするだけでは意味がありません。
今日の授業でも、「確かめしたのですが、間違えていました。これってやる意味があるのですか」と。
よくよく見てみると、求めた方の式と同じところに代入をして確かめをしていたのでした。
それでは合うはずもありません。連立方程式というのは、両方ともの式を同時に満たす解を求めるものですから、求めた式と逆の式に代入をして確認をしなければという条件が付きます。
それを覚えて、実際に練習をしてスピードを付けていくことで、初めてテストが使えるものとなります。
よく塾では確かめをするけども、学校ワークを解くときには、確かめをしない人がいます。
『全く意味が分かりません!』理由を聞くと「面倒だから」
何のために練習をさせているかが分かりません。
テスト本番で時間内に解くためには、どんな練習においても即代入確かめをしなければ、使えないでしょう。
正直、面倒なことは分かっています。分かってはいますが、これをすることで合っているかどうかが分かるので、ぜひ素直に出来るようにしてほしいものです。
それが嫌なら、絶対に間違えない計算力を付けてほしいですね・・・(笑)