少しずつ期末テストが返ってきて、今回の取り組みがどうだっかのか、それぞれ振り返りを始めてもらいました。
今回は、9教科のテストと中間テスト後すぐに切り替えが出来ていないということもあり、点数というよりも練習の状況とそれに対する本番で成果が出せたかどうかを評価したいと思います。受験生は、そういうわけにはいきませんが・・・。
その中で、春休み終わりから来ている生徒が、テストを持ってきました。
彼には、言葉遣いや忘れ物・遅刻をしないという当たり前のことを何度も言い続けてきたきており、勉強というよりは、人として大切なことを伝えていました。
そんな彼が、英語では1年生の最初のテストよりも高い自己最高点数を取り、社会もそのとき以来の高得点! 練習では辛いこともあったでしょうが、それに懸命についてきて、『やれば出来た』ということを実感してくれました!
しかし、まだ結果が返ってきていない数学が、問題用紙に書いてある式を見ると、変なことをしてしまっており、理由を聞いてみると、「テストの時間が残りわずかで、焦ってしまいました」
練習では、時間を気にせずのんびり解いていると、テストの50分という焦りが全くなく、練習で出来たことが、本番では出来なくなるということも合わせて体験させられ、これからの課題の1つが明確になったことでしょう。
ちなみに、解きなおしてもらうと、スムーズに解けていました。それも何問も・・・。
今しばらくの授業は、このテストを活用して、同じ失敗を繰り返させないように、これからの練習でどうしていかなければならないか、それぞれ見つめなおし、それを毎回練習において意識しながら解いてもらいます。
決して、問題を解くことが勉強ではなく、今ある自分の課題を認識し、それを出来るようにすることこそが、勉強ではないでしょうか!
練習で出来ないことは、決して本番で出来るはずはありません!!