小学生の授業のとき、学校の先生が教えた教科書のやり方と違うことを教えることがあります。
小学生はまだ知識が乏しいため、学校の授業のことを覚えるだけでも大変なのは分かっているのですが、まだ素直に聞いてくれる小学生のうちに知識を増やしたいと思う気持ちから行っています。
当然、最初説明したときは、首をかしげてしまう子もいますが、繰り返し使っていく中で、「なるほど~」と理解して使えるようになっていきます。
塾の仕事は、点数を上げることですが、それだけでなく学校では言われない方法を伝えたり、また遊びの中から考える力を養ったりさせる場だと考えていますので、時間があればいろいろとしてもらっています。
ただ、無理に覚えさせたり、強制的に行わせたりすることはしてません。
新しい考え方を、まずは提案をするだけして、子供たちに覚えていくか選択してもらい、「覚える」と言ってくれた人にだけ使ってもらいます。覚えると言ったからには、身に付くまで反復練習はしてもらいますが・・・。
面倒がらずに繰り返す、知識は増えるけど楽な解き方を覚える、その当たり前の作業の積み重ねが、飛躍的な成長の一歩になっていきます。