テストの日も近くなり、学校ワークの質問も積極的に出てくるようになりました。
普段は、させられている感じがある生徒も、自らやらなければという状態になっています。
本当は、常にそういう状況になってほしいのですが、なかなか・・・。
授業の中でも、今日やるべき内容に区切りが付いた人は、学校ワークで演習し質問を作っています。
中には、授業がない日にも関わらず教室にやってきて、質問をして疑問を解決し、そしてまた新たな疑問を見つけるために課題を行っています。
その際、気になることが丸付けの仕方、いわゆる答え合わせです。
解くことに集中して解くだけ名一杯解いて、丸付けをまとめてする人、なぜそうするのかが分かりません。
まとめて行っても意味がありません!
なぜなら、自分の求めた答えのやり方(なぜその答えにしたのか)を忘れているからです。
そのようにする人は、質問に来たとき、『なぜその答えにしたのか』尋ねると、「さあ・・・」と言って答えられません。
正直、答えを教えることは簡単です。
それをすれば、生徒は喜ぶでしょう。
しかし、その場しのぎのことになって、本当の力にはなりません。
大事なことは、自分の考えたことと、本当の解き方のどこが違ったのか考えて、自分に足りないこと見ていくことではないでしょうか。
答え合わせを提出のための作業となってしまっては、2回目も何もないでしょう。
理想は、1問解いたら(自分の解いたやり方を忘れないうちに)答えを確認して直しをしていくことです!