中3生の合格発表も落ち着き、いよいよ新受験生を中心に来年のことを考え始める時期となりました。
先週で面談も終わり、今年度の成長と課題を保護者様と共有して、この春に出来ることから順番に計画を立てて行動してもらいます。
今年は全員志望校に合格になりましたが、来年も同様に達成できる保証はありません。
今から行動を変えさせていかない限り、厳しいなと思うメンバーもいます。
私はお客様を選べる立場ではないため、来ていただいた方を責任もって見ていきます。
今年に入って問い合わせが続き、新しい生徒・体験生が増えてきました。
塾としてはありがたい話ですが、結果を求められる以上、軽い気持ちで行うつもりはないですし、塾としてのルールを守ってもらいます。
ただ授業を受ければ、結果が出るものではありません。
今の出来ない原因を見つけ、そこを改善させる練習を行い、テストのときにもそのやり方で行わないと、練習で出来て本番で出来ないことが多々起きます。
最初から出来るはずがないので、間違うことは当然です。
しかし、間違ったことを繰り返すことが問題です。
だから、丸付けをした後からが、本当の勉強です。
出来ない生徒のほとんどが、丸付けをいい加減に行っています。
①間違っているのに丸にしてしまう場合。
②丸付けをまとめて行い、答えが合っていたからいいわと次に行く場合。
③答えを写して解説を読まず出来たつもりでいる場合。
塾では、ノートの書き出しを徹底して行っています。
間違ったものを出来るようにすることが勉強ですから、それを書き出して後から見ても分かるように指導しています。
その書き出しを面倒がる生徒は、同じ間違いを繰り返します。
間違えた原因を聞いても、単純に「覚えていなかった」とだけ言います。
何を覚えていなかったのか言えることが大事で、その大事を見ていかない限り結果は変わるはずがないのです。
その際、出来ていなければ厳しく言うことがあるかもしれません。
しかし、その作業が当たり前だと思ってもらい、行動を変えてもらわなければ、結果を出すことが出来ないのです。
本当の学習を身に付けてもらうために、私は言い続けます!