中3生は、週末に模試があり、早い学校は、その前に第1回目の確認テストが行われ、いよいよ受験ムードになってきました。
しかし、当の本人達は、目の前のテストが終わると、途端にのんびりし始めている感じがし、帰ってきたテストに対して、「思ったより良かった」「悪かった」という言葉だけ残し、『何がどのように出来て、自分に足りない部分がどこなのか』を見ようとしていない人がいます。
昨日の振り返りを読んでいると、「終わったテストは捨てずに、どこをどのように間違えたのかをしっかり家で振り返ろうと思いました。」という一文が書かれていました。
今回の失敗を活かして、次につなげようという意識は見られて、少しずつ変わってきたかなと思うのですが、「終わったテストは捨てずに・・・」その言葉がどうしても引っかかってしまい、『今までは捨てていたのかな・・・』と悲しくなります。
点数が低いと、封印したくなる気持ちは分からないわけではないですが、そこをなかったことにしても、点数が上がることはありません。
むしろ現実を受け入れた上で、対策をしていかなければ、何も始まりません!
だからこそ、テスト直し・分析を行う一歩目のスタートを速くすることが大切です。
点数が取れるようになった生徒は、その一歩目が速く、結果が出るようになる理由が分かりますが、点数が取れなくて次に何とか結果を出したい人こそ、現実を受け入れることをしてほしいと思います。
24日から夏期講習を開始しますが、始まってから見ているのでは出遅れています。
今から行動を開始し、結果にこだわるようにしてほしいものです。
週末から来週月曜日までは、臨時休校としますので、御用のある方は、メールでご連絡いただけると幸いです。