中3生にとって2学期は、怒涛のテスト三昧!
中間テストが終われば、2週間後に第4回確認テストがあり、翌週に模試、さらに翌週には中教研、そして期末テストがあり、12月には模試・富山市学力テスト・第5回確認テストと3カ月の間に、テストがMax8回もあるスケジュールです。
実際、受験生がそれを理解しているかは分かりませんが・・・。
1回1回の結果がとても大事になるこの時期、ただ勉強をすれば結果が付くものではありません。
先日の確認テストの平均点を見ても、例年通り平均点は下がっていました、その要因として、1つは出題のされ方が難しくなったこともありますが、それとは別に8月までは復習中心で行っていた人が、9月からは学校の予習中心に学習しており、確認テストの対策をあまりしていないこともあります。
その中でも、7月から9月の確認テスト(200点満点のテスト)で50点以上UPした生徒は、塾で学校の予習を行いながらも自宅では確認テストの対策を自主的に行っており、他の人が点数を下げている中で結果を出しました。
飛躍した要因は、間違い直しの丁寧さです。
スピードがある生徒ではなく、他の生徒と比べると進むペースがとても遅いのですが、間違った問題に対する原因の書き出しを徹底し、それを防ぐための方法をじっくり考えています。
そのため、対策をしていない問題が出されると、全く手が出ない状態で全部不正解をすることもあるのですが、練習した問題に対しての正答率がとても高いことが特徴です。
逆に点数が伸び悩んでいる生徒を見ていると、間違えた問題に対しての原因追究がいい加減で、かつ間違えた原因を聞くと、「分からなかった」という言葉でだけで、『何がどのように分からなかったのか』を見ようとしていません。
そして、丸付けがとても雑で、間違っている問題も普通に赤で正解になっており、自分が間違えていることに気付かないのです。
「勉強をしているけど、なかなか結果が出ない」ということを言われますが、必ずどこかに原因があります。
その原因は人それぞれ違いますが、自分の弱点を把握し、それを改善することをしていく練習をしていくことが大切です。
むしろこの習慣は、受験生になってつけるのではなく、早い時期から付けていかないと、変なこだわりを持ってしまいます。
今一度、自分の学習の仕方が正しいかどうか、確認していくことは必要でしょう!