この春、たくさんの新しい生徒を見て感じたことは、『素直が1番』ということです。
今の能力・成績が良い悪いは、全く思わず、こちらから伝えたことを次に実行してくれるかどうかで、これからの結果の出方が変わります。
数をこなせば、今までよりかは点数は上がりはしますが、安定度であったり、結果が出る時期であったり、素直に行ってくれる生徒の方がよくなります。
去年の生徒でもそうでしたが、最終的に行うのであれば、さっさとやれば良いのになと感じる時があります。
忘れてしまって出来ないのか、面倒でやらないのかと比較すると、圧倒的に後者の理由で行わない人がほとんど><
作業しないで間違えて、「点数が出ない・・・」というのは本当に不愉快!
結果を出すために必要な能力が身に付けさせようとしているにもかかわらず、してくれないのでは、いったい何をしに塾に来ているのか・・・?尋ねると決まって、「点数を上げたいから」とは言うものの、こちらが言ったことを素直にやらずして、どうして結果が出るのであろうか?
この春、初めて見させてもらったときは、出来ていなかったことが、地道に図を書いて考えてくれた人は、学年に関係なく出来るようになってきました。
最初は慣れない作業からどうすればよいか迷う場面も見られましたが、繰り返し書いていくことで、スムーズに書くことができ、式を立て間違えることがなくなりました。
スポーツでも遊びでもそうですが、初めて行うことがすぐに出来るとは限りません。1回行って出来ないからと言って諦めてしまえば、それ以上に伸びることはありません。
出来るようになりたいならば、正しいやり方を身に付けることです。それは、必ずしも簡単な方法とは限りませんが、頭の中だけで行うよりも、視覚的にとらえる方が圧倒的に考えやすくなります。
そのためには、面倒でもしっかり書き出すことから始めてほしいものです。