結果を出している人は、同じことを確実出来るように、反復練習を行っています。
昨日、中3生に速さ(理科)をさせていたのですが、応用問題が解けませんでした。これを小6生に解かせると、何と解くことが出来たのです!
大きな違いがありました。それは、順序立てて考えているか、答えだけを求めているかの違いです。
中3生は、すぐ答えだけを求めようとして、今何が分かっていて何が分からず、そして何を求める問題か把握していない状態で解こうとしており、一方小学生は、まず分かる情報を図に描き、答えを導くためには何か求めたらよいかの道筋を立ててから解いていました。
なぜ中3生が出来ず小学生に出来たかは、明らかに経験の差です。
小学生には、割合の内容を行ったときから、図を書くことを徹底して伝えて書かせてきました。
いくら答えが正解であっても、正しい図でなければ、何度も書き直しするように反復練習をしてきました。
そのため、速さの問題あっても図を書くことは当然のようにしていますが、一方そのような経験をしていない生徒はいくら中3生であっても、頭の中だけで解こうとしてしまい、図を書く習慣がないために、1つずつ考えることが出来ず、問題文にある数字をとりあえず使って解き、間違ってしまったという状況でした。
テストでは、用語の暗記をすれば解ける分野と、解き方(作業)を覚えなければ点数に結び付かない分野があります。
今出来ていなくても構いません。こらから出来るようにすれば良いのです!
そのためには、言われたことを素直に行い、反復練習でその作業をスムーズに出来るようにして下さい。
面倒がらず、繰り返していきましょう!!