2学期の後半から図形問題が入り、今回のテストも良かった人と悪かった人の差が、はっきりとしています。
前に基本公式や性質を覚えていないと書きましたが、そこがクリアした人が図形問題を解けない1番の要因が
問題文の情報を図に書きこまないことです!
テスト前に図形の質問を受けました。その時と出来事ですが、基本図形問題を解くときは、図を書くことを義務化しているので、ノートに書いてあったのですが、その書いた図に何も書きこみがされていませんでした。
私:『図形問題は、図に情報を書きこまないと解けないよ! 何で書かないの?』
生徒:「そのことは分かっていたことだったので、印を付けませんでした」
私:『今、解けていないよね? じゃあ、この情報を書きこんで考えてみて!』
生徒(しばらくして)「解けました!!」
私:『さあ、ここからが本当の勉強です! 自分に足りない所は何ですか?』
生徒:「分かっている情報を図に書きこまないことです!」
毎年、この問答は生徒としているのですが、出来ない人ほど頭の中だけで処理をしようとして、目で見て分かるように視覚的にとらえません。
逆に、書かずして解ける人は『頭の中だけで良く解けるな・・・』と感心してしまいます。でも、それが出来る人はほんのわずかで、基本は図に書き出して解いていくことが基本です。
「分かっているから」と言って、書き込まないのは、その問題を放棄していることと同じように感じます!面倒でも、手を動かして解くことが、図形問題を解く秘訣です!