『病は気から』という言葉がありますが、勉強でも何においても『すべては気持ちから』だとつくづく感じます。
「点数を伸ばしたい」「志望校に合格したい」というように自分から頑張る言葉であれば、多少辛いことでも乗り越えられます。
「点数は取りたいけど、大変な思いをしたくない」という人がたまにいますが、最初から努力する気持ちがなく、たとえ素晴らしい先生が教えて理解をしたとしても、それはあくまで瞬間的に出来た気になるだけで、その後練習を続けれなければ、全く意味がありません!
ここで、先日授業の終わりに生徒と話をしていたことを紹介します。
その生徒は、冬休み前まで国語の勉強は、漢字練習を少しだけするという状況でした。
そのくせして、「国語が伸びません」と言ってきたので、『そりゃ伸びるはずがないよね。だって勉強やっていないのだから』と言い返しました。
そのあと、『本気で点数を取りたいなら、これから一緒に練習をしようか?』と聞くと、「お願いします」という言葉が返ってきました。
翌日からその子と練習の日々が始まり、1か月半が過ぎた先日の模試や私立入試では、共に30点を超える点数を取ることが出来ました。
その生徒は、社会も半分以下の点数で転塾してきたのですが、今では社会も33点取ることが出来て、苦手な教科を克服しています。
そこで出た言葉が、「先生、諦めずに努力してよかったです。この調子で本番まで頑張ります」と。
そのような姿を毎日見ていると、『やれば出来る』しかし、『やらなければ出来ない』なと、つくづく感じます。
結果を出したいのであれば、気持ちをしっかり前に向けて取り組みましょう!