こんにちは。能力開発センター富山本校 教室長の大野です。
朝晩涼しくなってきました。私はエアコンが苦手なので、夜は窓を開けて寝るようにしているのですが、昨日はさすがに閉めました。夏の間活躍していた「ひんやり敷きパッド」もそろそろ片付ける時期なのかなと考えています。
さて、来週から各中学校で運動会が行われます。中学3年生のテンションが上がっているのが見てわかります。卒業までの期間、ひとつひとつの行事が思い出に残るよう、楽しんでもらいたいものです。
そこで、私の経験から中3にアドバイスを。
「はりきるのはいいけど、無理するなよ!」
部活動を引退して1ヶ月。実は中3の筋力は少しですが、確実に落ちています。ところが、「頭」(感覚)は7月のままです。「ケガ」はこういうときにするものです。
10年ほど前のことです。私は早朝野球を始めました。小学校~高校卒業まで野球部にいた私は、ある程度の自信をもって参加しました。第一打席は三振、第二打席で修正し、センター前ヒット。そして迎えた第三打席。右中間を破る長打。足にもそこそこ自信のある私は「ランニングホームラン」にしてやろうと二塁を回ってさらに加速。三塁を回る前にちらっと外野手の動きを確認すると、やっとボールに追いついたところ。「いける!」と思って三塁を蹴ったその瞬間、足がもつれて派手に転んでしまいました。走っていて「足が前にでてベンチは大爆笑。私は這って三塁に戻りました。
それは私も「全盛期」とは自分の体が違うことはわかっています。しかし、自分が思っている以上に「感覚」と「体」がずれていたのです。そういえば、中3の体育大会(運動会)でも、調子にのってはりきりすぎて怪我をしていました。
以前にテレビで「運動会で転ぶお父さんは、昔スポーツをやっていたお父さんである」という特集を見たことがあります。運動会にカメラを入れ、転んだお父さんにインタビューすると、「高校時代陸上部でした」とか、「サッカーでインターハイに出ました」など、ことごとく「昔バリバリスポーツをしていた」人たちでした。
まあ、笑い話になる程度のケガならいいのですが、あまり無理はせず、でも全力で楽しんでくださいね。