こんにちは。教室長の大野です。
「立ち位置」にもいろいろありますが、先日、本当に「立ち位置」に困ったことがありました。
インフルエンザの予防接種を受けに、とある病院(意外に思う人もいるかもしれませんが、内科でなくても、整形外科や外科、皮膚科などでもインフルエンザの予防接種は受けられます)にお昼の時間帯に行きました。せっかく内科を外して狙って行ったのですが、病院の待合室はかなり混んでいました。受付を済ませ、ソファーのあいている所(入口近く)に座って体温を測りながら問診表?予診表?を書いていると、60代かな?と思われる女性が来られました。私はケガも病気もしていませんし、予防接種は待ち時間が短くてすむので、席を立って「どうぞ」と席を譲ろうと声をかけました。すると、即座に「結構です」と断られてしまいました。もしかしたら気分を害してしまったのか?と少しあせり、再び座りました。
次に入ってこられたのは1歳くらいの赤ちゃんをだっこひもでだっこしたお母さん。座る席はありません。先ほどの女性は立っています。次は大丈夫かな?と少しおっかなびっくり「どうぞ」と声をかけたところ、今度は「ありがとうございます」と言われ、座ってもらえました。
しかし!
ここで困ったことが・・・。立ったはいいのですが、混雑していて立つ場所がありません。しかたなく、少し広い受付の近くにいたのですが、そこにはいろんな人が来て支払いや「今日はどうされましたか?」などの会話もされる場所。これはよくない。自動ドア越しでも呼ばれたら気づくかな?と心配しながら待合室の外の、スリッパの置いてある下駄箱の前に移動しました。
自分の名前を呼ばれた時はほっとしました。自分が「いていい」場所があるとほっとするものですね。