こんにちは。教室長の大野です。
最近急に寒くなってきましたね。なんでも北海道の富良野では、-20℃を記録したそうですね。11月の気温としては、2008年以来だそうです。
そこで、そういえば・・・、昔、夏の北海道で-40℃を体験したことを思い出しました。インターネットで調べたら、今でもありました。北海道の上川町というところにある「アイスパビリオン」という博物館?です。息を吸うと口の中がパリパリした感じで、肺の中も凍るような寒さでした。ちなみに防寒着を脱いだときに寒くて腕をさすったのですが、外に出てみると、腕の毛がきれいに脱毛されていました。毛が凍っていて折れてしまったのですね。
寒さに弱い私ですが、北海道が大好きで、大学時代に2回、大学卒業後に2回、北海道旅行をしました。大学時代の2回は、友人たちと車をフェリーに積んで、北海道を1周しました。大学卒業後の2回のうち1回は妻とニセコにスキーに。あとの1回は、バイクで一人旅でした。
バイクでの一人旅は、自分の人生観に大きな影響を与えるものでした。行きと帰りのフェリー、当時札幌の大学に通っていた弟の家に泊めてもらう日、その日に札幌の友人と食事をすること。この3つだけを決めて、あとはまったくの無計画旅行でした。
今のようにインターネットというものは普及しておらず、かろうじて持っていた携帯電話も「ツーカーホン」で、北海道のほとんどが「圏外」でした。地図とガイドブックをたよりに走り、「ライダーハウス」(主にバイクや自転車での旅行者対象の簡易宿泊施設)が見つかればそこで泊まり、見つからなければキャンプ場を探して持参しているテントで寝る。(旭川のキャンプ場ではだだっ広いキャンプ場に私1人だったので、「熊が出たらどうしよう・・・」とラジオをつけっぱなしで寝ました)そんな自由な旅でした。
そこではいろいろな人に出会いました。還暦の記念にカワサキZZR1100で走っているかっこいいおじ様。ハーレーダビッドソンに乗って1ヶ月北海道中をくまなく走っている40歳くらいのおじ様(何の仕事をしている人なのか謎でした)。日本中をバイクで走りながら旅の記事を書いているきれいなお姉さん。京都からロードスターで1人旅に来た大学生の兄ちゃん。今までの自分とは違った生き方をしている人たち、違った価値観を持っている人たちに出会えたことは大きな財産でした。
この仕事もいろんな生徒や保護者のみなさんに出会える素敵な仕事です。今まで出会った生徒、保護者ののみなさんに感謝しています。また、自分も能開富山本校も、これから出会う生徒、保護者のみなさんに、「出会ってよかった」と思っていただけるような存在にならねばと思います。