こんばんは。教室長の大野です。
タイトルはかなりロマンチックであり、少し気恥ずかしいのですが、久しぶりに晴れたので星の話に触れてみたいと思います。
「流れ星を見たら、消える前に3回願い事を唱えたら願いが叶う」
という古くからの言い伝え?都市伝説?がありますね。これは本当だという話があります。
「流れ星からはなんらかの『パワー』が放出されていて、そのパワーが、願う人の『オーラ』と反応し・・・・・・」
なんていうつもりはありません。
「流れ星」は私も過去に数回しか見たことがありません。見たときにも願い事を3回も唱えるほどの時間はなく、すぐに消えてしまいました。では、そんな短い時間に3回も唱えることができる人はどんな人なのでしょうか?
流れ星を見ることができる数少ないチャンスに、しかもかなり短い時間であってもその願い事を3回唱えることができるということは、
①常にその願い事(夢・目標)について考えている。
②少しでも可能性のあることにはチャレンジしようとしている。
③その少ないチャンスに備えて準備ができている。
という3つの条件を備えている人だと思います。
自分の「夢」や「目標」を常に心に描き、たとえそれが迷信かもしれなくても、少しでも可能性のあることは試してみるほど本気で「夢」や「目標」の実現に前向きで、チャンスが来たときのために準備をする人。
こういう人は確かに「夢」が叶う可能性が高いでしょう。チャンスが来たときに、そのチャンスをつかむことができる人は、準備をしていた人だけです。
生徒を伸ばすことも同じですね。桃栗三年柿八年と言いますが、それぞれの生徒に「伸びる時期」と「耐える時期」があります。理想を言えば、一次関数のように一直線に伸びていってくれたらいいのですが、そんな生徒はいません。勉強をがんばってもなかなか伸びない時期があり、その時期を耐えて正しい勉強を続けていくと、どこかで伸びるきっかけをつかむ瞬間があります。
そういう時期に徹底的に勉強すると、生徒は飛躍的に成績を伸ばします。そして、その時期が終わると、また「耐える時期」が始まります。その「耐える時期」はがんばってもなかなか成績が上がらない時期ですから、とてもつらい時期です。
我々の仕事のは、そういう「耐える時期」にあってつらい思いをしている生徒を励まし、正しい勉強のやり方を指導すること。そして伸びるきっかけをつかんだ生徒に、その時期が来たことを教えてあげることかなと思います。
だからこそ我々は、生徒の成績を上げたいと常に願い、少しでも成績を上げる可能性のあることにはチャレンジし、生徒の伸びるタイミングが来たら、そのチャンスを逃さずに指導することが必要です。
私もこの仕事の経験が長いのですが、もし人に自慢できることがあるとしたら、このタイミングを見つけることは人よりも上手なことだと思います。