こんにちは。教室長の大野です。
冬支度が着々と進んでいます。教室から見える街路樹には電球がついて、夜はとてもきれいです。私もタイヤ交換を終え、真冬用コートを出しました。
私は冬用の上着として、
①ベージュのロングコート
②皮のハーフコート
③黒のトレンチコート
④黒のダウンジャケット
の4着を持っています。多いのか少ないのかはわかりません。しかし、それぞれけっこう着ています。
最近買ったのが、④黒のダウンジャケットですが、これが3年前。次が③黒のトレンチコートで、5年前。次は②皮のハーフコートで21年前です。特別に手入れをしているわけではないのですが、まだ着ることができます。
そしてもっとも古くから着ているのが、①ベージュのロングコートです。これはなんと!27年前に買ったものです。お年玉を持って冬物のバーゲンセールへ行き、当時好きだった「CITY HUNTER」の冴羽りょう(変換できません)、「ルパン三世」の銭形警部が着ているコートに似ているという理由だけで買いました。
あ、そういえばもう一つ持っていました。22年前に買ったスキーウエアの上着です。これは雪かき時と大雪時の通勤に着ています。軽くて暖かいので重宝します。
どうも私は「物持ちがいい」というべきか、「捨てられない男」というべきか、ひとつのものを長く使う傾向にあります。いまだにガラケーですし、手帳は同じシステム手帳を23年間使い続けています。さすがに使用できなくなったものは捨てますが、靴下の親指の穴は自分で縫います。
そういえば、受験生の時にも変な「げんかつぎ」をしていました。
英語専用鉛筆、数学専用鉛筆、国語専用鉛筆、日本史専用鉛筆・・・・・・・というように、科目ごとに3本ずつ用意し、ふだんの勉強も科目ごとに鉛筆を変えていました。入試には、当然英語の時は英語専用鉛筆で、数学の時は数学専用鉛筆で臨みました。自分と数ヶ月いっしょに戦ってきた「戦友」「相棒」である鉛筆といっしょに試験を受けると、「神頼み」よりも効果があるように、心強く思った記憶があります。
長く使っているものには愛着がわきます。なかなか物を捨てずに使い続けるのも、いろんな経験をいっしょに越えてきた「仲間」という感覚なのかもしれません。