こんにちは。教室長の大野です。
怒涛のような週末が終わろうとしています。(※怒涛・・・荒れ狂う大波。激しく打ち寄せる波。激しい勢いで押し寄せる様の例え)タイトルにも書いた、「大学入試センター試験」は私が現在担当している範囲には入りません。しかし、今年のセンター試験は私にとっては、少し特別なものでした。
能力開発センターが富山県に初めてできたのが、2012年3月。教室数は4部屋でのスタートでした。開校にあたり、「がんばるぞ」という気持ちと、「本当に生徒は来てくれるのだろうか」という気持ちが交錯していました。
能力開発センターは、石川県や福井県では実績も知名度も高い進学塾です。特に上位進学校や、金大附属中、福大附属附属中には地域No,1の実績を出し続けています。
しかし、富山県での実績はまったくありません。富山中部0名、富山高校0名、富山東高校0名、富大附属中0名・・・・・・という状態でのスタートです。実績だけではありません。「いい先生がいる」「とても熱心に教えてくれる」「成績が上がった」という評判もありません。
塾はけっして「安い買い物」ではありません。私も何か安くないものを買うときには、人に聞いてみたりインターネットで調べてみて、評判を見たり過去の実績(販売数)を見て判断の参考にします。
それなのに、説明会の話を聞いただけで能開を選んでくれた生徒や保護者のみなさんがいてくれたのです。中学3年生という大切な時期に、何の実績もない塾を選んでくれた生徒がたくさんいたのです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
その、開校1年目の生徒たちが、再び人生の大きな節目を迎えるのがこの週末でした。突然現れた私に、みんな不安は感じつつも笑顔を見せてくれました。
大学入試は人生のすべてではありません。しかし、全力で立ち向かって乗り越えてもらいたい壁です。
あらためて全ての受験生のみなさん、悔いの残らないようがんばってくださいね。