こんにちは。教室長の大野です。
タイトル、一瞬「ぎょっ」としますよね。実は私、嫌われているんです・・・・・・・家で飼っている猫(「ナツメ」という名前です)に。
水曜日にも襲われて、フリースのパジャマのズボンを切り裂かれてしまいました。私の悲鳴を聞きつけて、妻と長女が駆けつけ、ナツメを取り押さえてくれたのですが、足からは流血するし、パジャマに穴は開くし散々でした。
ちなみに私は猫嫌いではありません。中学高校時代は猫を飼っていて、けっこうかわいがっていました。大学に入ってからはペットを飼える環境にはなかったのですが、子どもたちが「里親募集サイト」で見つけてきて「飼っていい?」と聞いてきたときには、「きちんと世話をするんだよ」という条件ですんなり認めました。嫌われるとは思わずに・・・・・・。
では、なぜ嫌われてしまったのでしょうか?私がナツメを攻撃したことはありません。家族の全員が不思議に思っているようで、いろいろな推理がされています。「病院に行った時に注射を打った獣医さんにお父さんが似ているから、また嫌なことをされると思っているのでは?」「野良猫時代にお父さんに似ている人にいじめられたのでは?」といろいろ原因を考えているのですが、よくわかりません。えさを私があげるようにしたり、家族と仲良くしているところを見せたりしても、どうも私は「敵」なようです。とにかくわかっていることは、子どもの友達、妻の母、私の両親など、私以外の人間は大丈夫で、私だけダメだということです。
獣医さんにも、「猫はいったん嫌いになると、もう無理ですよ。うちの(獣医さんの)息子もそれで、一度蹴とばしたら、それ以来息子に近づかなくなりました。」と言われたそうなのですが、うちの家族は、私が襲われるたびに一生懸命「お父さんは悪い人じゃないよ。怖い人じゃないよ」とナツメに言い聞かせ、あきらめていません。
おかげで私は膝下まである長靴を買い、家の中では基本的に長靴をはいて生活するはめになっています。水曜日には、風呂上りの無防備な瞬間を狙われました。
「お父さんが警戒するからナツメも警戒するんだよ!」と子どもたちに言われていますが、こう何度も襲われると警戒せざるをえません。人間と一緒で、こちらが心を開いたら、ナツメも心を開いてくれるのだろうか?傷だらけになってでも仲良くなろうと努力しなければいけないのだろうか?私もできれば仲良くしたいし、家の中で長靴をはきたくないので、思い悩む日々です。