今日は、二十四節気の第1である「立春」です。
二十四節気とは、中国において戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)の頃に考案された区分手法のひとつで、一年を12の「節気」と12の「中気」の合計24に分類し、それらに季節を表す名前がつけられています。
これらは当時の中国内陸部の気候をもとに名付けられており、日本で体感する気候とは季節感が合わない名称や時期があります。
今回の立春もまさにそうで、中国内陸部は大陸性気候のため、この時期は気温が上がり始めていますが、海に囲まれた日本列島ではずれ込み、寒気や荒天のピークとなっていることが多いです。
そんな訳で、明日の天気は雪のようですが、「冬来たりなば春遠からじ」と言います。
まもなくやってくる春を楽しみに待ちましょう。