地球が一つの大きな磁石であることはご存知の方も多いと思いますが、この磁界の向きは、過去360万年の間に11回は逆転していると言われています。
1929年、京都帝国大学(現在の京都大学)教授の松山基範は、地磁気逆転の可能性を示す論文を発表しました。これは当時の常識に反する考え方だったため、当初の評判はよくなかったのですが、その後、古地磁気学が盛んになり、年代測定の技術も進歩した結果、地磁気が逆転を繰り返していることがはっきりしてきました。
この話題が最近取り上げられることが多いのは、ここ数十年の間、地球の磁力は「10年間で5%減」というハイペースで減少が進んでいて、地磁気の逆転が近い将来に起こる可能性を示しているためです。
なお、地磁気逆転についてより詳しく知りたい方は、高校理科で地学を選択してください。
アルゴでは、3/25(水)~4/4(土)の期間、春期講習会を行います。
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