地図帳などで見てご存知かもしれませんが、アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドといった北欧の国々の国旗は、どれも似ていますね。
どの国旗も、左側に交点が寄った横長の十字がモチーフになっています。
この十字のことを「スカンディナヴィア十字」といいます。
十字はもちろん、キリスト教を意味します。
このスカンディナヴィア十字を最初に用いたのは、デンマークの国旗です。
デンマークの国旗は、オーストリアの国旗やスコットランドの国旗と並んで、現在使用されている国旗の中で、世界最古の国旗といわれています。
ほかの北欧の国々の国旗は、すべてデンマークの国旗が基になっているのです。
現在は小さな国であるデンマークですが、14世紀後半には、マルグレーテ1世の手により、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを支配下にしたカルマル同盟を築き、大国として存在しました。
北欧の国々の国旗には、そんな歴史の面影が残っているのです。
ちなみに、イラストはデンマークの国旗です。
アルゴ 天正寺校では、7/1(水)~8/31(月)の期間、夏期講習会を行います。
夏期講習期間中は、15時から22時まで開校します。
お問合せは 0120-25-0010まで。
ご連絡をお待ちしています。