最近、なぜか生傷が絶えない私ですが、今日はたまたま唇をケガしました。
そこで、ふと「なんで唇は赤いのだろう?」と思い、調べてみることにしました。
人間の唇は、皮膚の他の部分と異なって赤色です。
もともと人間の唇は、口唇粘膜の一部がめくれあがってできた部位だと言われています。
そのためか、まず、皮膚の一番上にある角層が、普通の皮膚に比べてとても薄いです。
さらに、通常、皮膚の表面を覆っている皮脂膜が唇にはありません。
角層が薄いと、光が透過しやすく、下にある血管(血液)の色を反映しやすいです。
このため、人間の唇は赤く見えます。
また、余談ですが、唇には皮脂膜がないため、水分を保つ機能も悪く、乾燥しやすいそうです。