こんにちは。教室長の大野です。
暑い日が続いていますが、体調を崩さず勉強、部活動、習い事をがんばってほしいと思います。昔野球をしていた私は、いろいろな根拠のない(薄い)「迷信」(?)を信じて実行していました。夜寝るときには、エアコンを使わず、さらに肩とひじには保温用のサポーターをしていました。また、高校時代には、野球部のみんなで「炭酸飲料は体力が落ちる」ということで、ずっと「炭酸飲料絶ち」をしていました。高3夏の大会で負けたあと、「みんなでコーラを飲もう!」と買ったはいいのですが、350ml飲むのがとてもきつかった記憶もあります。前年けっこうまじめに甲子園を目指していました。
「迷信」の中でも極めつけは、「練習中は水を飲んではいけない」。これは、今は完全否定されていますね。しかし、1980年代以前に野球をしていた人たちはほぼこういう環境でやっていたでしょうね。自分の周りで、よく熱中症で死者がでなかったなと幸運に感謝します。
しかし、この経験は完全に「マイナス」の経験かというと、自分としては、頭がくらくらしながらも炎天下に必死でボールを追った経験は「プラス」だったと思っています。たしかに医学的には間違った練習でしょうし、今生徒にそんなことを勧めるつもりもありません。しかし、「苦しい」「つらい」「しんどい」、でも歯を食いしばって「耐え切った」経験は、その後の受験勉強や社会に出てから、心が折れそうになったときの心の支えになってくれました。
さて、夏といえば「夏休み」。約40日間ある長期の休みは、いろいろなことに挑戦できる時期です。能力開発センターでも「夏合宿」と「夏期講習会」が行われます。受験に向けて、必死でがんばったことが心の支えになってくれるような夏にしましょう。