こんにちは。能力開発センター富山本校教室長の福島です。
もうすぐ七夕ですね。織姫、彦星の話はよく知っている人も多いと思いますが、
案外、七夕の日になぜ短冊に願いを書いて竹に飾るのかを知らない人がいます。
今日は、その謎解きをしたいと思います。
【解説】
もともと竹はとても強靭な木であり生長も早い。いにしえから その木の空洞には神々が宿ると言われてきました。そして日本では古来から、神が好む竹を行事に数多くつかってきました。今でも地鎮祭(家を建てるときなどの慣わし)、神葬祭などの神事で竹を使用します。また、お正月に竹笹を立て神を迎える地方も多いです。そしていつしか竹に、笹の葉に短冊を飾り、織姫さまのように裁縫が上手になりますように、字が上手になりますようにと日々の努力の成就を願い短冊を付けはじめたのが、七夕の風習始まりだそうです。
日々の努力なしに願い事をしても成就はしません。日ごろから短冊に願いをこめられるぐらいの努力をしたいですね。もうすぐ七夕です。みなさんは、どんな願い事を短冊に託すのでしょうか?