こんにちは。教室長の大野です。
各中学校では、そろそろ三者面談が始まりますね。今回の三者面談では、基本的に以下のことが確認されます。
①私立高校の受験校決定(推薦or一般?コースは?)
②富山高専を受験するかどうかの決定(推薦?or一般?学科・コースは?)
③公立高校推薦受験校の決定(推薦に出願する?しない?)
④公立高校一般入試受験校の確認
今回から上記①~④について、簡単ではありますが、知っておきたいこと、考えておくとよいことについてお話ししたいと思います。会員(塾生)のみなさんには、12月5日の保護者会でくわしくお話しします。
ということで、今回は①「私立高校の受験校決定」についてです。
「えっ?もう?」と思われるかもしれませんが、各私立高校の出願締が1月末には締め切られます。(富山第一はもっと早いです。)また、推薦の出願は1月7日~8日前後に締め切られます。
ということは、学校の先生が書類の準備をする関係上、こに時期でないと間に合わないのです。
能開では、富山第一高校、富山国際大学付属高校を受験する人が多いのですが、この2校だけでもいろいろ考えないといけないことがあります。
例えば、
・富山国際大学付属高校の推薦入試は「併願」ができるため、富山第一高校の一般入試と合わせて私立高校を2回受験する生徒がいる。
⇒富大附属中の生徒に多いです。
・上位校を目指す生徒は特に私立高校入試で1点でも高い得点を狙うべきである。
⇒入試結果は、合格コースだけでなく、何らかの形で「成績」がわかる通知が来ます。
「コースが問題なだけで、何点であっても合格すればいいんじゃない?」ではないのです。
この結果で学校の先生から「下げなさい」「危ないから下げたら?」と言われる人が毎年出ます。
ですから、「滑り止めだから」などと準備をせずに受験すると、面倒なことになるかもしれません。
他にも細かいことがいくつかありますが、最も重要なことは、「行く可能性のある高校」であるということです。第一志望の生徒にとってはもちろんですが、公立高校や富山高専を第一志望校にしている生徒のみなさんにとっても、入試に「100%」「絶対」はありません。私立高校の選択は真剣に、そして慎重に行ってくださいね。