こんにちは。教室長の大野です。
昨日は北陸の中学受験全般について書きましたが、今日は富大附属中学校について書こうと思います。
【富山大学人間発達科学部附属中学校】
定員:160人
⇒富大附属小学校からは「連絡入学」で「ほぼ」入学できます。富大附属小学校の1学年は80名です。
⇒外部からの定員は、富大附属小学校からの連絡入学者数によって変動します。
※例年85名前後合格します。
受験倍率:約3倍
⇒正式には発表されていませんが、例年3倍前後の倍率です。
入試問題:教科書をもとに作られますが、教科書に載っていない問題も出ます。
◎算数
単純な計算問題もありますが、「解き方の説明」を求められる問題も出題されます。
◎国語
記号問題は少なく、記述(説明する)問題がメインです。
◎理科
知識に関する問題も出題されますが、実験結果をグラフから読み取ったり、「対照実験」の考え方を問う問題が
出題されています。
◎社会
知識に関する問題も出題されますが、資料を読み取って説明する問題や、教科書に載っていないことについて
も出題されています。(北陸新幹線・富岡製糸場の世界遺産登録など)
対策:「早い準備」が有利になることは間違いありません。
⇒よく「今からやって間に合いますか?」と聞かれますが、間に合うかどうかはその生徒の状況次第です。
基礎学力がかなりしっかりしている生徒ならば、直前対策だけでも合格する場合もありますが、できれば
小6の夏休みからは受験をメインにしたいところです。
⇒「中学受験」は「高校受験」や「大学受験」と大きく異なる点がありますので、秋から準備を始めたり、冬から
準備を始めることも一概に否定はできません。ただし、合格の可能性を高めたいのであれば、小5のうちに
準備を始めておきたいですね。昨年の塾生の状況も、小6春以前に入塾し、準備を始めた生徒は、5名受験
して、5名合格しています。やはりきちんと対策をすることが大切です。