先日、仕事を終えてから家には戻らず、とある人に会いに行ってきました。
それは、富山県初のプロバスケットボール選手の堀川竜一選手です。
11年前、Bjリーグが出来た当初からプロとなり、数年前は富山グラウジーズでキャプテンをし強豪チームの基礎を作り、、今は横浜のチームで現役選手として活動している方と会えるということで、前々から楽しみにしていました。
人に夢を与えるプロスポーツ選手と話が出来る機会というのは、そう何回もあることではないので、いろいろと話を聞かせてもらいました。
今はシーズンオフということで、地元に帰ってきて、富山県の学校やクラブチームを廻り、バスケットボール教室をしており、先日は教室の近くの速星中学校に顔を出しており、その日も魚津のチームの教室に行っていました。
そのバスケット教室での話を聞いている際、とても印象に残ったことがありました。
それは、強いチームほど礼儀正しいということです。
始まりの挨拶に始まり、終わりの挨拶は当然のこと、人が話をしている際の聞き方、集合の掛け声に対する反応スピードなど、当たり前のことがしっかりしているとのことでした。
プレーだけが優れているのではなく、スポーツをするための基本動作も指導されているとのことで、逆にとある偏差値の高い学校では、挨拶をしなかったり、堀川選手が話をしているときには人の目を見て話を聞こうとせず、聞く姿勢が全くできていないというところもあったようです。
強いチームは、プロ選手に教わる機会を楽しみにして、短い時間で少しでも自分のものに吸収しようと、聞く耳を持って受けており、言われたアドバイスを素直に聞いて、その後練習するとのことです。
その話を聞いたとき、勉強と一緒だなと感じました!
最初のスタートでは出来ない人でも、点数が取れるようになりたい、解けない問題を出来るようになりたいと思っている人は、こちらが言ったアドバイスを素直に聞いて、面倒でも作業しながら解いています。逆に出来ない人は、とりあえず質問はしてくれても聞いているふりをするだけで、結局自己流で行いアドバイスを活かそうとしません。
私は生徒と話をする際、よくスポーツに例えて話をします。特に運動(運動部に所属)をしている人にとっては、勉強のことばかり言われるより、運動と関連付けて話をすることで、受け入れてもらいやすくなるからです。
勉強を毎日行うことは、面倒だと思う人でも、毎日部活に行くことや練習することは、嫌がらずに行います。それは「やりたいこと」としてとらえているからでしょうが、本来「やるべきこと」は「やりたいこと」より優先するべきことだのはずです。
多くの人は、勉強を「やるべきこと」と捉えてはいるものの、行動していないことがよくあります。それだと、ぎりぎりの時期になって慌てるだけです。
プロスポーツ選手と話をしたことで、改めて勉強もスポーツも同じだなと実感させられる1日でした!
②へ続く・・・